肝臓の機能が低下すると、老廃物がきちんと排出されなくなってしまったり、代謝がスムーズに行かなかったりするなど人体に悪影響を及ぼします。

肝機能が低下するのは、アルコールの摂取によって低下してしまうというのが、一般的な認識でしょう。

しかし、アルコールだけではなく、食生活の乱れによって低下する場合があります。

20代の若いころであれば、ストレスによるやけ食いや、毎日のように宴会などで暴飲暴食をしても、それほど影響はありませんが、加齢とともに代謝機能が低下すると、体内に取り込んだ脂肪などがエネルギーとして消費されないまま肝臓に蓄積して、負担を掛けてしまいます。

こうした生活を長く続けていると、脂肪がどんどん蓄積されて、やがて脂肪肝になり、肝機能が低下してしまう可能性が高くなります。

また、偏食やお弁当ばかり食べ続けるのも肝臓に負担をかけてしまいます。

最近は、食の欧米化に伴って、気軽に食べられるファストフードなどに人気が集まっております。このような食事は、手軽で簡単に食事が出来る反面、栄養面で偏ってしまいがちです。しかも、カロリーも高いため、余計な脂肪を肝臓に溜め込んでしまう結果となります。

これに加え、コンビニエンスストアなどで販売されているお弁当には、様々な食品添加物や防腐剤が含まれています。これらは、体に害がないとは言い切れません。

これらの解毒を行うために、肝臓に余分な負担がかかることになりますので、毎日のようにコンビニやスーパーのお弁当を食べていると、肝臓を酷使してしまう結果になるのです。

インスタント食品の健康上のデメリット